オーバーホール | 2019/11/10 |
こんにちわ。
メカニックの佐藤です(`・ω・´)ゞ
今回はダメになった物を交換せずに分解し、新たに再生させるちょっとしたオーバーホールの内容をご紹介させて頂こうかと思います。
本来は、日産バネットのエアコン修理が目的だったのですが、パワステポンプもオイル漏れを起こしていたので、ついでにオーバーホールしちゃいます(๑•̀ㅁ•́๑)
パワステポンプを取り外し分解・清掃し、シール類を打ち替えて組み立てて行きます。
エンジンにオーバーホールをしたパワステポンプを取り付けオイルを入れて、エア抜きをし完成です。
なぜ今回、交換せずにオーバーホールをしたかと言うと、我々メカニックは部品やケミカルなどの売上はもちろんですが、大きくはお客様から頂ける工賃によって成り立たせて頂いております。
オーバーホールのメリットは高額なパーツを買って交換するより費用が安く済み、我々メカニックも交換するよりも工賃が多く頂けるメリットがあります。
しかしオーバーホールには時間がかかると言うデメリットがあり、今の時代の傾向のお預かり車両は早くお返しをすると言う傾向には不向きな事も確かです。
今回はエアコン修理でパーツが揃うまでに時間があり、メーカーでもパワステポンプオーバーホールキットが出ているので、オーバーホールを実施させて頂きました。
もし修理にお車を預けていられる時間に余裕があり、尚かつ費用を抑えたいと言う場合には、修理工場に一度ご相談をしてみるのも良いかと思います(^_^)/