【2024年6月号ブラザー通信】 | 2024/6/1 |
今月のテーマ
「 どうする?安全確保 」
~運転中に豪雨に遭遇したら~
『 咲きそめて ふりそめにけり 五月雨に
ゆかりや深き あぢさゐの花』 阪正臣
六月になり、梅雨の時期になりましたね。
前出の俳句に「五月雨(さみだれ)」という言葉がありますが
旧暦の五月は現在の六月ごろにあたり、
五月雨は六月ごろに降る雨=現在の「梅雨」を指すそうです。
そして梅雨の時期に美しく映えるのは紫陽花の花ですが、
今年はどこへ紫陽花を見に行こうか、
今から心待ちにされている方も多いのではないでしょうか。
さて、雨は草花に恵をもたらすだけではなく、
時には大きな災害をももたらします。
近年のグローバルな温暖化の影響により、
日本でも、夏期には雨による被害が毎年聞かれています。
お車でお出かけの際に、集中豪雨や、
局地的大雨等に遭遇してしまった場合、
ご自身の安全を確保する方法をご存じですか?
万が一、冠水した道路で車内に取り残されると、
命に危険が及ぶ場合もあります。
そこで今月は、悪天候や豪雨に遭遇した時の
危険性と対処法をご紹介しますので、
ぜひ皆様の記憶の片隅に留めていただき、
今月の安全運転に心掛けていただければと思います。
地球はもはや温暖化ではなく、沸騰化の時代となり
世界各地で異常気象による被害が報告されています。
日本でも夏に集中豪雨や線状降水帯が頻発しており、
気象庁によると、全国で1時間降水量・80mm以上の
豪雨が発生する年間回数は1980年頃と比較すると、
おおむね2倍程度に増加しているそうです。
このことからも、運転中に豪雨等に遭遇する機会は
今後ますます増えていくだろうと予想されます。
そこで運転中豪雨に遭遇した時の「対処法」 として
まず以下の事を覚えておいていただければと思います。
① ヘッドライトを点灯 (場合によってハザードランプで自車をアピールする)
② 視界の確保に努め、なるべく一時停止する
③ もし車を止められない時は、車間距離を取り、極めてゆっくり走行
④ 高架下やアンダーパス、川沿いを避ける
⑤ トンネルの出口付近では突風に注意
⑥ 最新の気象情報を入手し、状況を把握
(参考文献: 国土交通省道路局HP ・ウエザーニュースより)
更に、
高速道路を走行中の場合は、近くのサービスエリア、
一般道の場合は、道の駅や大きな駐車場のある施設などに
出来るだけ早急に非難し、無理に走行するよりも
豪雨が落ち着くまでその場でやり過ごすほうが良いでしょう。
また、梅雨の時期に備えて
「ワイパーゴム」 や 「ライトの点検」、
そして、「タイヤの溝がすり減っていないか」など、
お車の点検を事前に行っておく事もお勧め致します。
また、いざという時の為に
「シートベルトカッター」や、「窓ガラスハンマー」などを、
運転席から手の届くところに用意しておくと、なお安心ですね。
何よりも皆様の命を守る事が最優先です。
ドライバーの皆様は、豪雨時は無理に運転をなさらず、
ご自身やご家族、そして他者の命を守るためにも、
1人1人が状況を把握し、安全運転に心掛けましょう。
さて、突然ですがここで自動車ニュース(番外編)です!
「 50cc以下の原動機付自転車 」
~2025年に生産が終了か?~
小型で小回りが利き、コスパ性が高く、
通勤や通学、買い物などの移動手段として、
老若男女問わず親しまれてきた原付自転車ですが、
令和7年10月末で新車販売が難しくなるだろうという
局面に立たされているのをご存じでしたか?
国土交通省は、令和元年2月、
大気汚染と人体への健康への影響へ鑑み作られた
「 令和2年 排出ガス規制 」を制定しました。
この規制により、新型車(全排気量)は令和2年12月以降、
継続生産車は令和4年11月以降に生産された
全バイクに対し、排出ガス規制の対象となりました。
原付一種に関しては、令和7年11月まで規制の猶予期間が
設けられているのですが、以降は排ガス規制の対象となります。
このため、巷からは「今後50ccバイクに乗れなくなるのではないか?」
という不安の声も聞かれています。
現在、50ccガソリンエンジンの原付を生産しているのは
ホンダとスズキの2社ですが、
排出ガス規制をクリアするための技術やコスト、
国内外での需要が落ち込んでいる要因から
今後は生産を打ち切るなど、
「原付2025問題」が持ち上がっています。
更に、令和 6年度中に
前倒しでバイクの生産を打ち切る可能性も示唆されており
大変身近な乗り物ですが、
排ガス規制が制定されれば、
販売状況も変化していくことになりそうです。
弊社ではバイクのリースのお見積も可能です!!
ご検討されている方、ご興味がある方がおられましたら
是非お気軽にご相談ください。
―――――――――――――――――――――――――――――
働くクルマの“お届けレンタカー”のご案内
弊社ホームページから車両情報の確認とご予約ができるようになりました。
また、下記URLより、特徴がひと目でわかる動画もご覧になっていただければ幸いです。
https://www.brotherauto.co.jp/otoren/
~レンタカーのココが悩み~
・お店に行く時間と交通費がもったいない
・返却時間が気になって仕事に集中できない
・よく使うが、早めに予約しないとお得感がない
→ 全て「お届けレンタカー」で解決できます!!
お届けレンタカーの車両は、中古車両となりますが、
当社オートリース事業でメンテナンス管理されてきた車両を
ラインナップしておりますので、安心してご使用いただけます。