整備日記~オルタネータ~ | 2013/4/1 |
こんにちは。メカニックの宮腰です。
今回は「オルタネータ」について紹介します。
「オルタネータ」とは、別名「ダイナモ」といい、車の発電機です。
車の電力はバッテリーだけでは補えず、また、バッテリーを充電する必要があります。その役目をするのが、「オルタネータ」です。オルタネータで発電した電力は、車を動かす電力+バッテリーの充電に使われます。
オルタネータはエンジンに付いており、前にご紹介した「ファンベルト」によって駆動しています。上の写真の真ん中にあるものがオルタネータです。
今回はそのオルタネータから異音がして故障していたので交換しました。
取り外したオルタネータです。左が新品です。
新品を付けてファンベルトを張って作業終了です。
オルタネータが故障していると、発電ができないので、バッテリーが充電されずダメになってしまいます。なので故障した場合はすぐに交換修理が必要です。
ちなみに、どんな時でも発電が一定というわけではなく、街乗りなどの短い距離だと発電量は少なく、バッテリーがあまり充電されず長持ちしません。逆に高速運転などの長い距離だと発電量も多いので、バッテリーが長持ちします。
車は電力が無いと動かないので、オルタネータはバッテリーよりも重要な部品なんです。
勝手なアドバイスをしますと、高速運転の方が充電量がおおいので、バッテリーを長持ちさせたい方は、時々遠出をされてみてはいかがでしょうか。
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