【2024年7月号ブラザー通信】 | 2024/7/1 |
今月のテーマ
「 夏の暑さに負けない運転を心掛けましょう!」
Voila! The season of the SUN has arrived !!
本格的な夏が始まる季節に突入しました!
蒸し暑い日が続いていますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年は、例年に比べ2週間ほど遅い
梅雨入りになっているそうですが、
明けは平年通り7月中旬頃か、
それよりも少し早くになる見通しだそうです。
梅雨の時期と言えば、
何かと身体的に不快な時期ですよね。
ドライバーの皆様も、ただ運転しているだけで
汗をかいていませんか?
この季節は、暑さと湿度でじっとしていても多量に汗をかくため、
必然と体力も奪われ、熱中症のリスクも高まります。
そこで今月は、夏季の運転における危険性と、
運転中の身体的な暑さ対策をご紹介いたしますので、
今年の猛暑も健康的に、
安全運転で乗り切っていただければと思います!
気象庁は先月25日に、
9月までの3か月予報を発表しました。
それによると、今年の夏は例年以上に
暑さが厳しくなることが予想されるそうです。
ドライバーの皆さんには 過酷な季節になりそうですね…。
ところで、皆様は、“夏型事故”という言葉を
聞いたことはありますか?
これは、『夏の暑さに起因する交通事故』の事なのですが、
具体的には、暑さ疲労による居眠り運転や、気の緩み、
そして漫然運転による事故のことを指しています。
山形県警がまとめた平成26~30年(5年間)の事故統計を見ると
7~8月に発生する事故には、5~6月と比較すると
ある特徴があり、以下が主に挙げられています。
・自分の走るべき車線から脱線し、対向車と正面衝突してしまう事故
・壁や電柱などに衝突する単独事故。
これらの事故の発生率は、統計によると、
5~6月にと比べると、約5%増加。
死亡事故に至っては、約23%も増加していました。
このうち、正面衝突と単独事故の発生率は16%増加、
死亡事故率は約64%も増加している事が判明しました。
※数字は夏季の交通事故発生状況<正面衝突、単独事故>
https://www.pref.yamagata.jp/より抜粋
これらの結果からも、夏型事故は確実に存在していて、
大きな事故につながっているという
危険性が裏付けられていると言えます。
では、夏型事故を防ぐためには
どのような対策を行えばよいのでしょう。
① 少しでも疲れや眠気を感じたら、
絶対に無理をせず、適度に休息や仮眠を取りましょう。
→ 10~15分の仮眠で、その後3時間の
注意力や認知能力が持続することが解っています。
② 車内をなるべく涼しく保ち、水分補給をこまめに行いましょう。
→ JAF(一般社団法人 日本自動車連盟)の調べによると、
車内にこもった熱気はエアコンを作動しながら走行する方法が
最も効率的だそうです。
窓を全開にし、熱気を排出させた後、
内気循環でエアコンをつけましょう。
また、夏の発汗は、
一時間で1~2リットルにもなると言われています。
のどが渇いていないと感じても、
こまめに水分を取る事が、熱中症のリスクを軽減させます。
③ プレクーリングを運転中にも取り入れてみましょう。
→プレクーリングとは、運動や作業前に体を十分に冷やしておくことで
体温上昇を抑える熱中症対策の事ですが、
運転中にも保冷剤などで手のひらや、首筋などを
冷やすことで、体温上昇や眠気対策にもつながります。
夏の暑さは、体力を奪うだけではなく、
思考の判断力も鈍らせます。
皆様の命を守るため、疲れた時は無理に運転をなさらず、
ご自身やご家族、そして他者の安全を死守するためにも、
1人1人が状況を把握し、安全運転に心掛けましょう。
さて、突然ですが
ここで自動車ニュースです!
「 自動運転 「レベル4」 が
羽田空港近くの公道で運行開始 」
皆さんは、車の運転自動化に
段階レベルがあるのをご存じですか?
2024年現在、
運転自動化に伴うレベルは5段階に分かれており、
それぞれのレベルに場所や条件などが細かく設定されています。
今回は、そのうちの 『レベル4』 にまつわる
公共の場での運行の話題をお届けします。
自動運転 レベル4(またはブレインフリー)は、
システムが主体で、車体を操縦・制御し、
場所や天候、速度などの特定条件が設定されている
自動運転のレベルを指します。
日本では、レベル4車両の運行許可制度は
2023年4月から始まりました。
報道発表資料:国内初!運転者を必要としない自動運転車(レベル4)の認可について – 国土交通省 (mlit.go.jp)
先月下旬、
羽田空港内の複合施設、
Hi Cityの敷地内の公道とみなされる、
およそ800メートルの区間で、
乗客10人乗りの自動運転バス「ARMA(アルマ)」を使った
レベル4の運行許可と、道路使用許可が
それぞれ東京都公安委員会と
東京空港警察署より認可されました。
これにより、民間企業主体の事業として、
自動運転レベル4での実用運行が
国内で初めての事例となりました。
ただし、当面の間、事前に予約された方への視察や、
取材に限っての受け入れ運行となり、
車両には添乗員が1人乗車、速度は時速12キロ以下、
天候が晴れている時のみ、という条件下での運行となるそうです。
NAVYA ARMA(ナビヤ アルマ)
※画像はSoftbankのHPより https://www.softbank.jp/drive/press/2017/20170714_01/
これを皮切りに、近い将来、高齢化や、人口減少が進む地域において
ドライバー不在でも車両を運行する事ができ、
交通弱者の方々でも、お出かけしやすい環境が
整備されていく事を願います。
弊社では、
ドライブサポートや、安全運転テクノロジーが
搭載された車の見積もりが可能です。
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